鶴見川流域は「バクのかたち」

雨水が川に集まる大地の広がりを「流域」と呼びます。流域は大地に刻まれた水循環の単位、治水対策の基本単位であり、大地の地図の基本単位でもあります。

流域(watershed)

国土交通省京浜河川事務所「「水マス」ってな~に?」より転載

面白いことに鶴見川の流域は、その外形が斜め左後ろからみたバクの形に似ています。バクは熱帯アジアや南アメリカの水辺に暮らし、悪夢を食べてくれるという伝説のある動物です。典型的な都市河川・鶴見川は、バクの形の流域をもつ「バクの川」として、市民活動や行政の啓発活動の領域では、鶴見川流域を象徴するのにバクのキャラクターが使われます。 腹部の白いマレーバク(アジア産)の図柄が使われます。

鶴見川水系とその流域

鶴見川水系とその流域-「ナチュラリスト入門 秋」1989 岩波書店より転載

 

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