パートナーシップの栄える流域へ

TRネットの理念は、<市民・企業・行政間の連携を促し、危機と可能性の狭間にある鶴見川とその流域に、川と自然とまちの未来を支える活動・流域文化を育てること>と要約できます。

NPO法人鶴見川源流ネットワークが主催し、連携TRネット参加団体が流域規模の連携で応援する都立小山田緑地での「鶴見川源流祭」(1990~)、市ヶ尾の「いかだで遊ぼう谷本川」(1989~)、鴨居の「こども風のまつり」(1994~)、鶴見の「鶴見川いかだ・カヌー天国」(2007~)さらにnpoTRネット/連携・TRネットの恊働プロジェクトである「鶴見川流域クリーンアップ作戦」(1994~)、「バクの流域ワンダーランド/学習スタンプラリー」(2004~)、「つるみ川新春富士見ウォーク」(1992~)等はそんな理念に沿うTRネットの大型イベントメニューです。

河川行政とTRネット活動との多様な連携も着実に推進されています。
総合治水対策の啓発・推進にあたっては、TRネットは設立の当初から、広報やイベントの推進等に大きな役割を果たしてきました。「生物多様性保全モデル地域計画(鶴見川流域)」の策定にあたっては、「池のフォーラム」(1999)、「谷戸のフォーラム」(2000)の推進に大きな貢献をしました。1999年秋以降の「鶴見川流域水マスタープラン」の策定、実行、推進の領域では、地域ベースの活動、情報、提案を通し、また委員会参加等を通して、河川管理者の努力を文字通りのパートナーとして応援しています。
流域に新しい時代を開く法定計画である「鶴見川水系河川整備計画」(2007.3)、ならびに「鶴見川流域水害対策計画」(2007.3)の策定・実施にあたってはさらに多様な連携が工夫され、企画されてゆきます。

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