平成23年度 国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞」(一般部門)を受賞いたしました。

このたび、NPO法人 鶴見川流域ネットワーキング(npoTRネット)は、平成23年度 国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞」(一般部門)のご認定をいただきました。法人ならびに連携諸団体を代表し、こころよりの感謝を申し上げます。今後の抱 負もふくめお礼のご挨拶をさせていただきます。

NPO法人鶴見川流域ネットワーキングは、1991年5月、鶴見川流域における総合治水対策、河川環境管理計画を、市民のサイドから、行政区画をこえた流 域の視野で応援するネットワーク活動としてスタートし、本年5月で、21年目を迎えます。この間、流域自治体、国土交通省、流域内外のさまざまな団体・企 業のみなさまの大きなご支援をえて、初期の志の路を、しっかり、着実に歩みつづけてきたと感じております。みなさまに深く感謝する次第です。

平成23年度手づくり郷土賞一般部門受賞認定証授与式後の記念撮影

平成23年度手づくり郷土賞一般部門受賞認定証授与式後の記念撮影

1997年、河川法が改正されました。それを期に、鶴見川流域ネットワーキングは流域連携のための組織整理をすすめ、現在は、町田、川崎、横浜で活動する 44団体の連携活動(連携TRネット)と、このたびご認定をいただきました特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(npoTRネット)の協働活動 として、継続推進されております。npoTRネットは、公共的な活動への使命を自覚する職員たちの仕事を通して独自事業も推進しつつ、同時に流域連携の調 整役・世話役として、流域クリーンアップ、流域学習支援、各種イベント支援など、流域の諸団体、企業、地域組織をつなぐ、お世話役の機能をはたしておりま す。

さて、このたびの認定対象となりました、鷹野大橋上手右岸にひろがる駒岡河川敷ならびに水際地域は、流域規模で活動する私どもにとって、活用ならびに防災の領域において、重要なご支援の場と認識されております。

当地には、TRネット参加団体であります下流ネット鶴見の定例活動地、地元・駒岡地区連合町内会様、横浜市と連携して高水敷を美しく活用されている「大曲 広場実行委員会」の皆様の整備活用地、そして、国土交通省によって新たに整備されました水際の「駒岡防災船着場」など、多様多彩かつ重要な公共空間が、配 置されております。私どもnpoTRネットは、クリーンアップ、学校やこどもたちの野外学習、各種の野外イベントへの側面支援等をとおして、当地のさらな る整備・活用をと期待してまいったところです。

昨年9月23日には、大曲実行委員会様と下流ネット鶴見の主催するクリーンアップと魚釣り大会、同時平行で実施されました横浜市ボート協会様による防災船 着場活用イベントへの総合的な協力・支援も実施させていただくことができました。本日の受賞を期に、地元地域のみなさま、大曲実行委員会、地元自治体、 TRネット地元組織、水イベント団体等の皆様による当地のさらなる総合的・日常的な活用へのみちを、応援する工夫に進んでまいります。

今回の受賞につきまして、私どもは、当地において様々な活動を展開される地域・団体のみなさまへの総合的な側面支援を、流域連携の力も活用して、さらに工 夫するようにとの、ご期待、お励ましでもあると受け止めております。TRネット参加団体であります下流ネット鶴見、大曲広場を日常管理されます大曲広場実 行委員会のみなさま、そして地元町会、地元自治体のみなさまともさらに連携をふかめ、仕事をすすめてまいる所存であります。調整・支援を軸とした npoTRネットの諸機能を、さらにひろくご活用いただけますよう、お願い申し上げます。

本日、国土交通省より名誉ある本賞を受賞するにあたり、地域、連携組織、そして自治体、河川管理者のみなさまに、あらためて心よりの御礼をもうしあげます。

 

平成24年1月29日
NPO法人 鶴見川流域ネットワーキング
代表理事 岸 由二

「手づくり郷土賞」の詳細については、下記をご覧ください。
国土交通省 報道発表資料 http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000032.html

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