鶴見川流域富士見俳句・川柳 2011

鶴見川新春富士見ウォーク

2011年1月8・15日に開催しました「つるみ川新春富士見ウォーク2011」当日、参加者の方々へ「鶴見川流域富士見俳句・川柳」を募集いたしました。当日は、歩きながら、場所・時間が移り行く中で、それぞれに鶴見川沿いからの美しい富士山を眺めることができ、参加者の方々から多数の俳句・川柳をいただきましたので、ここに公表させていただきます。
たくさんのご投句、ありがとうございました!

つなげん 様の作品

かじかむ手 焚き火の彼方に 暮れる富士

山口篤一 様の作品

初春の すすきが光る リバーウォーク

かわせみの 声訪ねてや 鶴見川

どんと焼き 川辺に集う 童子達

白富士を 眺めて遠く 鶴見川

ダッド 様の作品

丹沢の 肩からのぞく 白き富士

三澤一生 様の作品

初春や 陽だまりうれし 鶴に富士

微温~符 様の作品

小正月 つるみの富士も 雲がくれ

いつでもチャレンジャー 様の作品

鶴見川 初挑戦が 完歩する

子は元気 親は段々 会話減る

とん汁が 欲しくてピッチ あげゴール

ゴールまで 見守る富士の シルエット

流れ星 見たのは一人 自分だけ

神田ひとみ 様の作品

富士山が カワセミながめる 鶴見川

足が棒 竹酒とん汁 生きかえる

中原俊雄 様の作品

冬鳥の 岸辺に遊ぶ 鶴見川

鶴見川 あかねの空に 富士の見ゆ

四万歩 歩いてたき火に 迎えられ

塩野清 様の作品

つるみがわ ふじとかわせみ あいにきた

照山幸子 様の作品

照山幸子さんよりたくさんのご投句をいただきました。ありがとうございます。

●カワセミ…一日目は何回も見ることができました。

カワセミを 二百の瞳が 追いかける
カワセミは オツに澄まして 鶴見川
高みから 川を見つめて 急降下
カワセミは 水辺の宝石 水を切る
カワセミに サクラコガクトと 名を付ける

●白サギ・青サギ…カモもたくさんみかけました。

白サギが 陽を受けて立つ 鶴見川
白サギは 小ガモの群れを 見つめてる
青サギが 夕日を背負って 飛翔する
青サギも 又誇らかな 鶴見川

オギ…恥ずかしながら初めて知りました。

オギの中 秘やかに咲く ナンバンギセル
オギ被う ツルの強さよ アレチウリ
アレチウリ アメリカ原産 オギ枯らす
アレチウリ カンジで書けば 荒地瓜
アレチウリ 何というのか 英名は

それぞれの場所で…

郷見橋 橋は見ないで 富士を見る
恩廻 トンネル池に 11万トン
丘望み 小机城に 思いを馳せる
野球児等 土手かけ登り かけ下る
スタジアム 高床式の 遊水地
流域に 自宅ある人 シール貼る
越流堤 三メートルで 町守る
北岳を 一目見たいな 亀甲橋から
太尾橋 榎は知ってる 木造りを
木登りの 橋は消えても 榎が残る
新羽とは 昔荷場で 船着き場
合流地 早淵川に 鳥が集まる
綱島は かつては桃が 日本一
バリケンは 鴨の仲間で カニ島にいた
赤レンガ 倉庫ではなく 浄化槽
高度処理 五十万人の 再生水
緊急時 防災船は ここに来る
鶴見橋 鶴見川橋 名を取られ

大学との関わり…素晴らしいことだと思いました。

大学が 地域と学ぶ 鶴見川
川デビュー 大学生に 明るい未来
和光大 タマちゃんのため 草を刈る

カメラマン…マイクさんとの二人連れ それにスタッフの方

十キロの カメラもウォーク 鶴見川
カメラマン ウォークでなく ジョグしてる

ボランティアの方々へ…お世話になりました。感謝感激です。

夕やみに 浮かぶ明りの 鶴見川
竹酒が 心にしみる 鶴見川
青竹の 匠の技の 明り取り
鶴見川 鴨居の風は みどり色
綱島で 歓待鍋を おかわりす
流域の 人が育む 鶴見川
鶴見川 魚も鳥も 人も好き

全体的に

鶴見川 我が国初の 総合治水
我が国の 治水対策に 胸を張る
増水の 水位示すか ごみ哀し
縄張りの 管理境介 鶴見川
鶴見川 神話のような 新春ウォーク
大小の 橋は一体 いくつある
流域を バクにみたてた 人は誰?

This entry was posted in お知らせ, 活動報告 and tagged . Bookmark the permalink.

Comments are closed.